カテゴリ:本( 179 )

田辺聖子の乃里子シリーズ三部作

田辺聖子の「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」を読んだ。

乃里子シリーズの三部作で、昭和51年に書かれた作品。
著者である田辺聖子さんは、「私、この作品を書くために生まれてきたのかもしれへんわ。」
とまで言った代表作。

あまりに面白くて三冊を一気に読んだ。

主人公の乃里子が31歳から35歳までの物語。
一部では片思いの恋は成就しなかったけど、ちょっといいなと思っている人と恋をした。
二部では結婚。三部では離婚して独身生活を謳歌する。

乃里子らしい生き方、考え方の表現が独特。
強い女なのに妙に可愛くて魅力的。
自分の考えていることをものすごくわかりやすく可愛らしく表現する。

例えば、こういうことでもハチャメチャなことの場合は「こーうーこと」と言ったり、自分の失敗談は「まーなんとゆーことでしょー」と言う。更に開き直りの表現は「なーにさ、それが。ふん」とかね。

乃里子自体は「人間のプロ」と言わしめるようなタイプ。
どんなことでも楽しんじゃうし、常に行動してる。回り道をたくさんしてるけど、それも楽しんでる。
いつも周りに人がたくさんいるのに乃里子自体はそこに全く依存しない。
一人遊びの天才で、楽しむことの天才なのだ。
感受性が豊かなだけでなく、それを自分スタイルで表現できることは尊敬。

剛との結婚生活は「だましだまし」に強く共感した。
離婚後の剛との仲は「人間が持っている機械」に強く共感した。

誰かが居るから一人でも生きていけるのかもしれない。

自分で自分をほめる「ピッカピカの三十五」。
私もそんな女子でいたい。(笑)

久しぶりに最高の小説に出会えました。
かなり元気でた!嬉しい!
[PR]
by aykymmt | 2011-01-22 22:58 |

1:柴田よしき「やってられない月曜日」

f0031554_20465496.jpg2011年初めての読書は柴田よしきさんの「やってられない月曜日」です。

柴田よしきさんの作品は今回で三回目。
1作品目は、働くOL共感!という帯に惹かれ「ワーキングガール・ウォーズ」を。
2作品目は、ハワイで友人が読んでいたオモシロそうな「回転木馬」を。

どちらも読みやすくて、人の感情表現が私に合っていて、すぐに感情移入してしまう作品でした。
そして今回もやっぱりそう。

少しコメディー調なので読みやすいのもあります。
ワーキングガール・ウォーズの続編でコネ入社をコンプレックスに毎日働くOLが人との出会い系によって気持ちが変化していく物語。

私自身、1社目はコネ入社。入社したときは確かに得をしているけど、入社してしまえば一緒だと思うので、
ここまでコネ入社を後ろめたいと思っている主人公を偉いと思ってしまった。
と、そんなことはどうでも良くて、毎日過ごす会社で肩に力を入れて、厳しく働いていたら、ある仕事をきっかけに人間関係について考えはじめる。

今の自分、本当の自分、友達、会社仲間、先輩や上司・・・。
そしてある時、「縁(えにし)って神秘的」という言葉を言われ、少しずつ変わっていく。

会社生活だけじゃなくて、人間関係がある世界全ての共通することは、人がどうこうというよりは
まずは自分自身なのだ。

自分が他人に対してどういう風に接するのか。
自分は毎日どうやって生きて生きたいのか。

私は毎日笑って生きていきたい。
って思ったら、自分も笑うし、笑いある環境にしたいと思って行動したりする。
そんな気持ちだけで少しずつ何かは変化していく。

そういうことに気づける人間でいたいと思う1冊になりました。
[PR]
by aykymmt | 2011-01-04 20:48 |

最近読んだ本のまとめ

f0031554_19472880.jpgひらがな思考術
関沢 英彦 (著)


からだになじんだ言葉を使い、自分の頭で考える。それが思考の早道。
上辺だけの言葉だけだと自分の頭にも入ってこないし、他の人にも伝わらない。
まずは理解して、自分の言葉で噛み砕いて、自分の言葉で伝える。
それによって自分の理解度は深くなり、他人へのプレゼンテーションがスムーズにいき、よいものが生まれるというスパイラルが生まれそうな気がしました。
ひらがな日記も面白い発送だったなぁ。。。

f0031554_19475754.jpg試着室で思い出したら、本気の恋だと思う
尾形 真理子 (著)


かわいい服を買ったとき、一番に見せたい人は誰ですか----。で始まる恋愛短編集。
セレクトショップで買い物する人たちのそれぞれの想い。
共通しているのは試着をした洋服のしっくりするしないの感じとその服を着ている自分を思い浮かべたときに隣にいる人。
あるある・・と思い浮かべて読んだ本。一緒にお仕事させていただいている方の本でした。
共感ポイントが多すぎました。

f0031554_19481442.jpgHER (Feelコミックス)
ヤマシタ トモコ (著)


2010年マンガ大賞女子の部で1位になった作品。
これが面白い。主人公はクルクル変わるけど一つのストーリーで成り立っている。
かなりしっくり来るシチュエーションとか言葉があってドキドキした。
これはどの年代が読んでも面白いかも!

f0031554_19485029.jpgワーキングガール・ウォーズ
柴田よしき


ananの面白い本として紹介されていた本。
久しぶりにこういうOLの物語を読む。かなり古い設定だったのでOLとしての形も古くは感じたものの、やっぱり働く女子の思いはいつの時代も一緒。
強い女、出来る女に集中するも、それが正しいとは限らない。
手伝いたくなる、フォローしたくなる隙だったり、おっちょこちょいな部分も必要。
頼り、頼られる、そんな存在でいたいなぁと思った一冊。

f0031554_19491546.jpg回転木馬
柴田よしき


ハワイで読んだ1冊。たった半日で思いっきり読んでしまった本。
これが面白い。
一人の女性ととある夫婦がある事件をきっかけに巻き込まれるサスペンスストーリー。
何がきっかけで人生が狂ったかは確かだけど、その時々にかける想いやその考え方、納得できず、でも納得せざるを得ない。みんながみんな信頼する人がいて一生懸命になる。最後には愛する、愛されるということが大切であり、正義なんだと思えるような本。何度も泣いてしまいそうな場面がたくさんあった感動のストーリーでした。
[PR]
by aykymmt | 2010-12-31 19:02 |

宮部みゆきの「楽園」

f0031554_21382850.jpg楽園〈上)(下)宮部 みゆき

久しぶりに宮部の小説を読みました。
いろんな角度からひとつの事件を読み解いていく面白い小説だけど、
心に残るほどでもなく。
時間つぶしに読む小説といった感じ。

最近本を読む機会が減ったからこそ、なかなかいい本に出会えないんだろうと思う。
1日の時間は24時間じゃ足りない。
[PR]
by aykymmt | 2010-09-25 21:37 |

最近読んだ小説たち

先月読んだ小説。

f0031554_21421253.jpgかたみ歌 [単行本]
朱川 湊人 (著)


この本すごく良かった。読んだ後に心が温かくなります。
そしてなんだかふんわりのんびりした気分。
心癒される、そして気持ちが前向きになれる本です。
不思議な体験を描いた内容ですが、自分も経験があるような、懐かしい感じの本でした。


f0031554_21423397.jpg東京島 [単行本]
桐野 夏生 (著)


最近映画化されています。
一人の女と十数人の男たちが無人島に漂着して生活を送るという内容。
とにかく淡々としてつまらなかった。
こうやって王国ってできるのね、というくらいはわかったけど、退屈な本だったなぁ。
それにしてもこの本、女性からの評判はよろしくないけど、なぜか男性からの評判はいい。
何かが刺さってるんだと思うんだけど、何が刺さっているんだろうか・・・。
[PR]
by aykymmt | 2010-08-01 21:42 |

湊かなえの「告白」

f0031554_9202780.jpg告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1) [文庫]
湊 かなえ (著)


現在映画化もされている「告白」。
これが本でも相当面白い。

いきなり「娘が殺された」という下りから始まり、その真実を次々明かされていくのですが、
それぞれの立場やそれぞれの心情描写が面白く、一つの事件で関わった人たちの人間模様が繰り広げられる。

終わり方も面白く、驚きもいっぱい。
これは映画化されたら相当オモシロそう!なので、早速観にいこうと思います。
[PR]
by aykymmt | 2010-06-20 09:19 |

最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。

f0031554_20291666.jpg最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫) (文庫)
阿川 佐和子 (著), 沢村 凜 (著), 三浦 しをん (著), 柴田 よしき (著), 乃南 アサ (著), 谷村 志穂 (著), 角田 光代 (著), 松尾 由美 (著)



8人の女流作家が書いた史上最高の恋を描いた短編集。
それぞれの個性が出てて、文章も表現もテーマも面白かった。

中でも私が気に入ったのは、この3人。

谷村志穂の「ヒトリシズカ」
沢村凛の「スケジュール」
柴田よしきの「LAST LOVE」

胸が締め付けられるような恋だったり、周りをも幸せにしてしまう恋だったり、他人を傷つけてしまう恋だったり・・・。


色々あるけど、やっぱり恋はいい。
たまにはこういう本もいいかも。

ちなみに、阿川佐和子の話は・・・。
どこかで聞いたことある話?童話?設定も物語も口調もどこか古臭く、
話は面白いけど、聞いたことあるような話でした。違和感あるなぁ。。。
[PR]
by aykymmt | 2010-06-06 20:29 |

「博報堂スタイル」を読む

f0031554_20213262.jpg博報堂スタイル (単行本(ソフトカバー))
高橋 宣行 (著)



もともと博報堂に勤務していた高橋氏の本。
社会人としての心得から博報堂の精神、そしてマーケティングまで。

「伝統は革新の連続、変わらないものと変わるものの融合が必要」
「情報を知恵に変えて価値を創造する。人間力の競争」

ゴールは一緒。
個人の力が最大化される強い絆とチームワークでチャレンジし続けたいと思いました。
[PR]
by aykymmt | 2010-06-06 20:21 |

今週読んだマンガたち

今週読んだマンガ。
続きものは一気に読まないと忘れてしまっています。

f0031554_2217127.jpgテルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX) (コミック)
ヤマザキマリ (著)


友人が貸してくれた新作。ローマ人が日本人にタイムスリップしてお風呂に感動。それをローマでも実現する話。本当にただのお風呂の話。
この先どんな展開なんだろう?と思って心配になってしまう。


f0031554_22201329.jpgBILLY BAT(3) (モーニングKC) (コミック)
浦沢 直樹 (著), 長崎 尚志 (著)


もう既についていけない。
浦沢ワールドは奥が深すぎて一気に読まないと難しいかも。
まったく内容がわからなかった自分に少々不安になる・・・。


f0031554_22203089.jpgサプリExtra (Feelコミックス) (コミック)
おかざき 真里 (著)


スピンオフ。あまりに内容が薄くてがっかり。もっとがっつり書いて欲しいんだよなぁ。
でもわかってて買ったからしょうがないか。
[PR]
by aykymmt | 2010-04-11 22:20 |

ブランディング22の法則

f0031554_22104373.jpgブランディング22の法則 (単行本)
アル ライズ (著), ローラ ライズ (著), Al Ries (原著), Laura Ries (原著), 片平 秀貴 (翻訳)
出版社: 東急エージェンシー出版部 (1999/10)


各ブランドのマーケティング実績に基づいた本。

事例と合わせて色んな法則が紹介されているけど1999年の本だから少々古い感じ。

結局は自分たちでなければ作れない独自の世界を築きなさいというONLY1。
もちろんNO1がベストだけどそれが無理でも出来ることは沢山ある。

マーケティング全般的これをしたから失敗したという事例紹介は多いけど、それにチャレンジせずに現状のままだったらどうか、と言うのはもちろん触れてない。

と言うことは言ったもの勝ちな気がしてならない。
[PR]
by aykymmt | 2010-04-11 22:10 |


明日をみて、今日を生きる。ただいまゴルフに夢中!


by aykymmt

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

ブログパーツ

最新のトラックバック

内幸町 BOIS VER..
from Tommyのきままなグルメラ..
新宿伊勢丹「ホレンディッ..
from saico's note
今日のランチは生パスタ!
from saico's note

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧