田辺聖子の乃里子シリーズ三部作
田辺聖子の「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」を読んだ。
乃里子シリーズの三部作で、昭和51年に書かれた作品。
著者である田辺聖子さんは、「私、この作品を書くために生まれてきたのかもしれへんわ。」
とまで言った代表作。
あまりに面白くて三冊を一気に読んだ。
主人公の乃里子が31歳から35歳までの物語。
一部では片思いの恋は成就しなかったけど、ちょっといいなと思っている人と恋をした。
二部では結婚。三部では離婚して独身生活を謳歌する。
乃里子らしい生き方、考え方の表現が独特。
強い女なのに妙に可愛くて魅力的。
自分の考えていることをものすごくわかりやすく可愛らしく表現する。
例えば、こういうことでもハチャメチャなことの場合は「こーうーこと」と言ったり、自分の失敗談は「まーなんとゆーことでしょー」と言う。更に開き直りの表現は「なーにさ、それが。ふん」とかね。
乃里子自体は「人間のプロ」と言わしめるようなタイプ。
どんなことでも楽しんじゃうし、常に行動してる。回り道をたくさんしてるけど、それも楽しんでる。
いつも周りに人がたくさんいるのに乃里子自体はそこに全く依存しない。
一人遊びの天才で、楽しむことの天才なのだ。
感受性が豊かなだけでなく、それを自分スタイルで表現できることは尊敬。
剛との結婚生活は「だましだまし」に強く共感した。
離婚後の剛との仲は「人間が持っている機械」に強く共感した。
誰かが居るから一人でも生きていけるのかもしれない。
自分で自分をほめる「ピッカピカの三十五」。
私もそんな女子でいたい。(笑)
久しぶりに最高の小説に出会えました。
かなり元気でた!嬉しい!
乃里子シリーズの三部作で、昭和51年に書かれた作品。
著者である田辺聖子さんは、「私、この作品を書くために生まれてきたのかもしれへんわ。」
とまで言った代表作。
あまりに面白くて三冊を一気に読んだ。
主人公の乃里子が31歳から35歳までの物語。
一部では片思いの恋は成就しなかったけど、ちょっといいなと思っている人と恋をした。
二部では結婚。三部では離婚して独身生活を謳歌する。
乃里子らしい生き方、考え方の表現が独特。
強い女なのに妙に可愛くて魅力的。
自分の考えていることをものすごくわかりやすく可愛らしく表現する。
例えば、こういうことでもハチャメチャなことの場合は「こーうーこと」と言ったり、自分の失敗談は「まーなんとゆーことでしょー」と言う。更に開き直りの表現は「なーにさ、それが。ふん」とかね。
乃里子自体は「人間のプロ」と言わしめるようなタイプ。
どんなことでも楽しんじゃうし、常に行動してる。回り道をたくさんしてるけど、それも楽しんでる。
いつも周りに人がたくさんいるのに乃里子自体はそこに全く依存しない。
一人遊びの天才で、楽しむことの天才なのだ。
感受性が豊かなだけでなく、それを自分スタイルで表現できることは尊敬。
剛との結婚生活は「だましだまし」に強く共感した。
離婚後の剛との仲は「人間が持っている機械」に強く共感した。
誰かが居るから一人でも生きていけるのかもしれない。
自分で自分をほめる「ピッカピカの三十五」。
私もそんな女子でいたい。(笑)
久しぶりに最高の小説に出会えました。
かなり元気でた!嬉しい!
by aykymmt
| 2011-01-22 22:58
| 本
明日をみて、今日を生きる。ただいまゴルフに夢中!
by aykymmt
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