山本文緒の「恋愛中毒」
GW中のんびり本を読んだりする日も必要、と選んだ作品は雑誌で紹介されていた第20回吉川英治文学新人賞を受賞した作品「恋愛中毒」です。
ここ最近恋愛ものを読んでなかったのですが、この山本文緒さんの「恋愛中毒」はまさに恋愛の中毒状態の女性を描いた作品。
自分がひねくれた性格なのをはじめ、全てを他人のせいにして生きてきた。
あの時○○だったら、もしこうだったら・・・、と過去ばかりを振り返って、その都度その時いた人たちを原因にして自分を正当化してきた主人公。
自分の恋愛対象には好きになりすぎて回りが見えなくなるゆえ、彼を取り巻く人たちを犯罪の対象に巻き込んでしまう。でも原因は自分のせいではないと・・・。
読んでいて途中までは幸せエピソードだったのに、終わりに近づくにつれ女性の変化は恐ろしくないっていく。読んでるだけでも「そこまで?」「でもわかる気がする」と複雑な感情が。
中毒になるものには恋愛だけでなく、お酒などいろいろなものがあるけどどれもそのものを愛する気持ちは一緒で、それが行き過ぎるが故に起こってしまう自制心の喪失。
人を好きになりすぎて、周りが見えなくなってしまうなんてよくあることだけど、その前提に自分自身がきちんと確立できなくちゃ二人で恋愛はできないんだよね。独りよがりは誰の幸せも産みません。
という恋愛ができるほど好きな人がいるというこは素晴らしいことだと思うけどね。
ここ最近恋愛ものを読んでなかったのですが、この山本文緒さんの「恋愛中毒」はまさに恋愛の中毒状態の女性を描いた作品。
自分がひねくれた性格なのをはじめ、全てを他人のせいにして生きてきた。
あの時○○だったら、もしこうだったら・・・、と過去ばかりを振り返って、その都度その時いた人たちを原因にして自分を正当化してきた主人公。
自分の恋愛対象には好きになりすぎて回りが見えなくなるゆえ、彼を取り巻く人たちを犯罪の対象に巻き込んでしまう。でも原因は自分のせいではないと・・・。
読んでいて途中までは幸せエピソードだったのに、終わりに近づくにつれ女性の変化は恐ろしくないっていく。読んでるだけでも「そこまで?」「でもわかる気がする」と複雑な感情が。
中毒になるものには恋愛だけでなく、お酒などいろいろなものがあるけどどれもそのものを愛する気持ちは一緒で、それが行き過ぎるが故に起こってしまう自制心の喪失。
人を好きになりすぎて、周りが見えなくなってしまうなんてよくあることだけど、その前提に自分自身がきちんと確立できなくちゃ二人で恋愛はできないんだよね。独りよがりは誰の幸せも産みません。
という恋愛ができるほど好きな人がいるというこは素晴らしいことだと思うけどね。
by aykymmt
| 2008-05-06 15:57
| 本
明日をみて、今日を生きる。ただいまゴルフに夢中!
by aykymmt
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |